映画「緑の街」【小田和正】

小田和正をカラオケで歌う!小田和正主義でいこう!


1997年に公開された、小田和正の第2回映画監督作品です。

前作「いつか どこかで」同様、小田和正の監督、脚本、音楽によるものですが、本作品は前作のような映画会社配給ではなく、全国のホール、公民館等に上映機材を持ち込んで上映をして行く「シネマ・ツアー」と言う公開形式を取りました。


「歌手である主人公が映画製作を果たす」と言うストーリーが、実体験を元に、爽やかな感覚で描かれており、好評を得ました。


◆ストーリー◆


売れっ子ミュージシャンの夏目 草介が、日本武道館で行われた全国ツアーの最終日、突然


「今度、映画を作りますので、よろしくお願いします!」


と宣言した。


映画ビジネスはリスクが大きすぎると言って猛反対する事務所の社長、坂本を押し切り、既に書き上げていた脚本の映画化を進める草介。


だが、彼は様々な困難にぶち当たる事になる。


まず、映画の配給元が主演女優を勝手に選んでしまったのだ。


主人公を、今は劇団の裏方をしている元女優の一ノ瀬 信子で当て書きしていた草介は、それを拒否。


強引に信子を担ぎ出し、撮影に入る。


だが、現場は素人監督にあまり協力的ではなかった。


何かと撮影監督の田村が間に入ってくれるも、いさかいが絶えない現場。


それでも撮影は進み、いよいよラストシーンの撮影を迎える。


ところが、それまで順調だった信子がNGを連発。


実は、草介が書いた脚本「遠い海辺」の中に出てくるミュージシャンと女優は、草介と信子の過去をダブらせたものだったのだ。


草介の書いたエンディングに納得のいかない信子は、カメラの前に立つ事が出来ない。


そうしているうちに、撮影日程や予算がきつくなり、スポンサーやタイアップも降り、遂には草介と田村の仲に亀裂が入って、映画は暗礁に乗り上げてしまう。


失意の草介は、坂本や助監督、真下らに励まされ、映画を作りたいと言う気持ちをストレートにスタッフに伝える。


ラスト・シーンも書き直し、見事に映画を完成させるのだった。


◆出演◆


渡部 篤郎
中島 ひろ子
尾藤 イサオ
河相 我聞
林 泰文
大森 南朋
角替 和枝
武田 鉄矢
泉谷 しげる
大江 千里
大友 康平
演劇集団キャラメルボックス
時任 三郎 (友情出演)
大寶智子
津川雅彦・他


◆スタッフ◆


監督・脚本・音楽:小田和正
撮影:西浦 清 /今井 裕二
製作:吉田 雅道 / 柘植 靖司 / 桜井 勉 / 石矢 博
配給:FAR EAST CLUB


小田和正


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